「トヨタ 世界販売1千万台超」 朝日新聞 2022.01.29 朝刊3面
―記事概要
トヨタとそのグループ、ダイハツ工業および日野自動車を含む昨年の世界での販売台数は、1049万6千台と前年比10.1%増で2年連続の世界首位となった。
トヨタがこれまで首位争いをしてきた独フォルクスワーゲングループを抑えることができたのは、半導体の調達力の差だ。
国内大手8社の世界販売台数は6.1%増の2491万7千台で、3年ぶりに増えた。
21年は半導体不足やコロ禍による部品調達難で、夏以降各社とも大幅な減産を強いられた。
堅調な需要に応えるために各社とも生産の回復を急ぐが、オミクロン株の感染急拡大による生産停止が相次ぎ、今年の生産回復が見通しにくくなっている。
―コメント
毎日のように温暖化の記事を目にする一方で、CO2排出源として大きな割合を占める自動車の需要が世界的に伸びているといったこの記事。
内訳としては環境性能に優れたEV車や低燃費車が増えているとはいえ、「温暖化、大丈夫か?」と思ってしまいます。
自動車によって消費されるガソリンや軽油の総量が、年々少しでも減っていればいいのですが・・・。
そういうデータも併せて載せて欲しいところです。