「高齢者感染拡大 死者も急増」 朝日新聞 2022.02.17 朝刊1面
―記事概要
新型コロナウイルス感染拡大の第6波がピークを越えつつある一方で、1日当たりの死者数は過去最多の水準になっている。
中でも80代以上だけが増加傾向にあり、1月の沖縄での約3万3千人の分析では、50代以下感染者に占める入院者数の割合は5%以下に対して、80代以上では4割近くが入院している。
病床の逼迫が深刻な大阪府でも、重傷者に占める70代以上の割合は第6波で65%におよび、第4波の44%、第5波の18%と比べて際立って高い。
京都大学の西浦教授の試算では、昨年12月から4月20日までに亡くなる可能性のある人の数を、40~50代で138人、60代で326人、70代で778人、80代以上で3097人となった。
―コメント
新たな変異株が見つかるたびに感染スピードや症状に違いがあり、対策も異なってきます。
今回の第6波は感染力はあるけど重症化はしない。
しかし、高齢者にはダメージが大きい。
私の会社でも従業委のほとんどが60代以下ということもあって、これまでに比べて深刻さは薄いような気がします。
もちろん、馴れもあるんだと思います。
だから出社率もあまり下がっていない。
なかには毎日出社している管理職もいます。
「自分は罹患しないから」
「罹患したとしても軽症で済むから」
という想いからなのか、未だに毎日出勤することを美徳と感じているのかはわかりませんが、罹患すれば場合によっては医療に負担をかけることもありえます。
こういう状況だからこそ、社会人としての自覚が問われますね。