「シャウエッセン プラ削減へ 小さな袋に」 朝日新聞 2022.01.15 朝刊6面
―記事概要
日本ハムは2月から主力のソーセージ「シャウエッセン」の包装を見直し、これまで「売り場で目立つから」との理由で採用していた縦長の袋を小さな袋にする。
これによって3割程度のプラスチック削減につながる。
包装などでのプラスチック削減は他の業界でも相次いでおり、花王はシャンプーなどのボトルについていた商品特徴を説明するプラスチック製シールを全廃。
スーパーのライフコーポレーションはレジで提供するストローやスプーンを4月から紙製・木製に切り替える。
―コメント
レジ袋や包装容器など小売りの、しかも食品包装で使うプラスチックは世の中全体のプラスチックからみると微々たるものかもしれません。
以前スターバックスが紙ストローを採用したときにも、「ストローごときを脱プラしても意味がない」といった意見がありました。
たしかにそれそのもののインパクトは微々たるものですが、消費者のマインドを刺激する点でいえば意味のあることだと思います。
「ああ、これも脱プラか」
と、脱プラがそこここで見られるようになれば自ずとマインドは醸成されて、いずれは「こんなことよりも工業用途で使ってるプラスチックはどうなの?」と、そちらにも目がいくようになる。
小さなことからコツコツと持続していく、今それが一番大事なことだと思います。